Bybit(バイビット)のレバレッジ取引|初めてのFX利用で借金を負わないための事前知識と基本情報を解説

バイビット‐レバレッジ

Bybitでレバレッジ取引に挑戦してみたい!
レバレッジ取引ってそもそも何?

海外取引所の魅力の一つに、国内取引所にはない高レバレッジ取引ができる、ということがよく挙げられます。

しかし、そもそもレバレッジ取引とは一体何だろう、と初心者なら思うはずです。

今回は、Bybitでのレバレッジ取引のやり方を紹介する前に、知っておきたい事前知識と基本情報について詳しく解説していきます。

ある程度知識をつけてからBybitでレバレッジ取引に挑戦することで、リスクを抑えながら利益を出すことができます!

本記事ではBybitでのレバレッジ取引のやり方についても触れていますので、記事を読んだ後に実際に取引に挑戦することも可能です。

Bybit(バイビット)のレバレッジ取引をまとめると
  • レバレッジ取引とは差金決済のことで、現物取引よりも少ない元手で同じ利益を出せる可能性がある
  • 元手を証拠金として口座に預け担保とすることで、証拠金よりも多い資金を使って取引ができる
  • ハイリターンを狙える代わりにリスクも高く、最悪の場合口座が空になる可能性もある
  • Bybitはゼロカットシステムを採用しているため、口座残高がマイナスになる可能性は低い(0ではない)
  • 初めてのレバレッジ取引なら、「USDT無期限契約」の「マージン分離」設定で、低レバレッジを推奨

レバレッジ取引のしくみとリスク

レバレッジ取引-しくみ‐リスク

レバレッジ取引のしくみやリスクなど、基本的な情報についてまとめています。

仮想通貨だけでなく通常のFX取引にも通じるところがありますので、基本情報をしっかり身に着けておきましょう。

基本情報①|レバレッジ取引とは

仮想通貨のレバレッジ取引は、ビットコインFXと呼ばれることもあります。

証拠金という資金を取引所の口座に預け、それを担保としてレバレッジをかけた分の資金で取引できるようになります。

例えば、1万円分の証拠金を口座に預け、レバレッジを10倍にすると10万円分の取引ができるということです。

Bybitは最大レバレッジ100倍なので、1万円分のビットコインを預けると100万円分の取引ができることになります。

基本情報②|レバレッジ取引のしくみ

レバレッジ‐しくも

レバレッジ取引のしくみを、現物取引との比較から紹介します。

1BTC=500万円の時、現物取引は実際に500万円を入金してビットコインを買います。

そして、1BTC=600万円の時に売れば、100万円分の利益を得られますね。

レバレッジ取引の場合は、証拠金(元手)が50万円でもレバレッジを100倍かけることで500万円分の取引を行えます。

そして1BTC=600万円の時に売ることで、差額の100万円分が入るしくみです。

このように、レバレッジ取引では実際に500万円を入金せずに、現物取引と同じような利益を得ることができます。

元手が少ないため、実際に500万円を持っていなくても相当の取引ができるということなのです!

基本情報③|必要証拠金と維持証拠金、ポジションの関係

必要証拠金とは、レバレッジ取引をする上で必要とされる証拠金のことを言います。

選択するレバレッジによって、その金額は変動していくようになっているのです。

Bybitでは最大100倍のレバレッジをかけることができ、その時の必要証拠金の額は小さくなります。

一方で、ロスカットが発生するリスクが高まるため、高レバレッジで必ずしも儲けられるとは限りません。

ポジションを維持するためには維持証拠金が必要であり、この額が必要額を下回ると強制ロスカットされるしくみです。

ポジションとは

レバレッジ取引で注文を出したあと、決済せずに維持している注文(建玉)のこと。

買い注文で維持している時はロングポジション、売り注文の時はショートポジションと呼びます。

ポジションを維持するためには手数料が発生するしくみとなっているため、ポジションを持ち続けると出費がかさむようになっています。

基本情報④|証拠金維持率

Bybitでの証拠金維持率は以下のように計算します。

証拠金維持率=維持証拠金÷証拠金残高

証拠金が維持証拠金を下回ったとき、ポジションは強制的に決済されます。

この場合、ユーザーは損失を被ることになります。

基本情報⑤|レバレッジ取引で借金を負うリスク

レバレッジ取引では、借金を負うリスクが怖いという話をよく耳にします。

実際に借金を負うリスクは0ではありません。

しかし、ユーザーが証拠金以上の損失を被らないように「ゼロカットシステム」が採用されています。

これは、証拠金が0になる前に強制的に決済を行うしくみです。

これがあることで、最悪ユーザーの損失は証拠金のみに留まります。

ところが、証拠金以上のマイナスが発生する場合もあるので覚えておきましょう。

それは、ネットワークやシステムの都合上、強制ロスカットが間に合わなかった場合です。

価格変動が激しい仮想通貨は、価格が急落してしまうこともしばしばあります。

この時、ネットワークの遅延やシステム障害などが発生すると、自動的に発生する強制ロスカットが間に合わず、証拠金以上の損失を被る場合があります。

しかしBybitの場合は、こうしたことが起こらないように「リスク制限」と呼ばれるシステムを使って、ユーザーに大きな損失が発生しないように努めています。

Bybit(バイビット)のレバレッジ取引事前知識

Bybitでのレバレッジ取引で必要となる事前知識について解説していきます。

クロスマージンと分離マージンのちがい

クロスマージンと分離マージンは、どちらも証拠金オプションの種類です。

クロスマージンの場合、レバレッジ取引口座に入っている全ての資金を保有しているポジションの証拠金として扱います。

口座に残っている金額にもよりますが、潤沢な資金があれば強制ロスカットが発生するリスクが低くなります。

一方で、ロスカットが発生すれば口座残高のすべてが消えてなくなってしまうことになります。

これに対して分離マージンは、証拠金に口座残高を充てるのではなく、別途用意する方法のことを指します。

証拠金とする資金を自分で設定することによって、口座残高すべてが無くなるリスクを排除できるのです。

しかし、口座に残っている資金と比べると証拠金額は下がるため、ロスカット発生のリスクは高まることになります。

どちらのモードで設定するかは自由に決められますが、かけられるレバレッジ倍率が制限されるので注意が必要です。

初めてレバレッジ取引を利用する初心者は、レバレッジ倍率の幅が広くリスクが低い分離マージンがおすすめです。

Bybitでは、デフォルトでクロスマージンに設定されているため、自分で分離マージンに設定する必要があります。

クロスマージン 分離マージン
証拠金の設定 口座残高すべて 自分で設定する
レバレッジ 1~最大倍率 1~最大倍率

レバレッジは途中で変更可能

すでに保有しているポジションでも、途中からレバレッジを変更することができます。

変更方法は、最初にレバレッジを設定した方法を同じです。

後程、レバレッジの設定方法を紹介していますので、そちらを参考にしてください・

強制ロスカットタイミングと計算方法

Bybitのロスカットタイミングは通常の取引所とちがいます。

通常は、証拠金維持率によってロスカットタイミングが決まりますが、Bybitの場合は「破産価格」という基準によって決まります。

破産価格は、契約種類によっても異なるので注意が必要です。

計算方法は以下の通りです。参考にしてください。

USDT無期限契約(分離マージン)の破産価格計算方法

買いポジション(ロング)⇒参入価格 ×(1 – 必要証拠金率)

売りポジション(ショート)⇒参入価格 ×(1 + 必要証拠金率)

インバース型無期限契約(分離マージン)の破産価格計算方法

買いポジション(ロング)⇒平均参入価格 × (レバレッジ + 1)÷レバレッジ

売りポジション(ショート)⇒平均参入価格 × (レバレッジ – 1)÷レバレッジ

Bybit(バイビット)のレバレッジ取引の特徴

バイビット‐レバレッジ取引-特徴

Bybit-のレバレッジ取引における特徴について紹介していきます。

最大レバレッジは100倍(通貨によって異なる)

最大レバレッジ倍率は100倍です。

ただし、これは通貨によって異なります。

例えば、USDT無期限契約の場合BTC/USDTペアでかけられるレバレッジは最大100倍ですが、ETH/USDTペアは50倍になっています。

追証なしのゼロカットシステム

高レバレッジの取引を行える取引所では、基本的にゼロカットシステムを採用しています。

Bybitでもゼロカットシステムが使われていて、口座残高がマイナスになる前に強制的にロスカットするしくみです。

これによって、基本的には借金を負うことがないようになっています。

追証(おいしょう)とは

もしも口座残高がマイナスになってからロスカットが発生した場合、マイナス分は改めて取引所へ支払う必要があります。これを、追加証拠金(追証)と呼びます。

追証が発生して自腹で支払えない場合は借金をすることになるため、借金のリスクとセットで語られることが多いです。

Bybitでは、ゼロカットシステムを採用しているため、基本的に追証が発生することはありません。

ポジションサイズの増加に伴うリスク制限

Bybitでは、「リスク制限」というユーザーのリスクを管理する手法が取られています。

ポジションサイズが大きくなっていくにつれて、利用できるレバレッジが制限されていくのです。

ポジションサイズが大きくなっていくと、必要証拠金・維持証拠金額は必然的に増えていきます。

つまり、強制ロスカット発生率が高くなるということです。

これに対して、かけられるレバレッジの最大倍率を制限することで、リスクを抑えることができます。

ユーザーは、リスク制限のレベルを自分で調整できるようになっています。

Bybit(バイビット)のレバレッジ取引の種類

バイビット‐レバレッジ取引-種類

Bybitのレバレッジ取引には、USDT無期限契約とインバース型無期限契約の2種類があります。

2つの取引種類について解説していきます。

USDT無期限契約

USDT無期限契約では、USDTのみを証拠金として設定できます。

取引通貨ペアは多岐に渡りますので、取引の幅はインバース無期限契約よりも広いと言えるでしょう。
USDTはドルの価格に連動しているため、相場が読みやすく固い取引が可能です。

インバース無期限契約よりも低リスクですが、その分得られる利益は限定的になります。

インバース型無期限契約

インバース無期限契約は、証拠金として以下の通貨ペアを利用できます。

インバース型無期限契約の証拠金通貨ペア
  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • XRP(リップル)
  • EOS(イオス)

さらに、最大レバレッジは50~100倍となっており、USDT無期限契約よりも高めに設定されています。

上記の通貨ならどれでも証拠金として利用できる自由度の高さが特徴ですが、USDTに比べると大きな相場変動のリスクは避けられません。

Bybit(バイビット)のレバレッジ取引のやり方

Bybitの公式サイトでは、デリバティブ取引と記載されているレバレッジ取引について、以下2つの設定方法を紹介します。

レバレッジを設定する

バイビット‐レバレッジ‐設定方法

  1. デリバティブ取引の取引画面から「クロス」を選択
  2. レバレッジをスライドで調整するか、数字入力する
  3. 「確定」で設定完了

設定後、取引画面「クロス(黄色枠)」の横にある「買い□×」と「売り□×」の□の中の数字が、設定したレバレッジ倍率になっているので確認しましょう。

マージン種類の選択

バイビット‐マージン種類-設定

  1. デリバティブ取引の取引画面から「クロス」を選択
  2. マージンモードの設定画面が表示されるので、「クロス」か「分離マージン」を選択
  3. 「確定」で設定完了

Bybit(バイビット)に無料で送金できる国内取引所一覧

バイビット‐無料送金-国内取引所

Bybitでレバレッジ取引を行うためには、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。

この時、利用する国内取引所によっては送金手数料が発生する場合があるので注意が必要です。

Bybitに仮想通貨を送金する際に手数料がかからない国内取引所を表でまとめていますので、参考にしてください。

国内取引所 送金無料の通貨
bitFlyer(ビットフライヤー) XRP(リップル)
MONA(モナコイン)
Liquid by FTX(リキッド) XLM(ステラルーメン)
DMM Bitcoin
(ディーエムエムビットコイン)
取扱い銘柄すべて
(取引所負担)
GMOコイン(ジーエムオーコイン) 取扱い銘柄すべて
(取引所負担)
BITPOINT(ビットポイント) 取扱い銘柄すべて
(取引所負担)

※ネットワーク手数料は発生します

Bybit(バイビット)レバレッジ取引まとめ

バイビット‐レバレッジ‐まとめ

Bybitのレバレッジ取引は、リスク管理が徹底されているため初心者でも利用しやすくなっています。

初めて海外取引所を利用する初心者にとって、Bybitはレバレッジ取引以外でも使いやすい点がおすすめポイントです。

最初の内は、USDT無期限契約で分離マージンを選択して低レバレッジでの取引からスタートすることをおすすめします。