仮想通貨ステーキングとは?|利益が出る仕組みや平均年利やおすすめの取引所をご紹介。

Staking

ステーキング の仕組みが知りたい!
ステーキングができる取引所はどこ?

仮想通貨の新たな投資方法として注目されている仮想通貨ステーキング。
ステーキングという投資方法自体は株などの一般的な投資方法としては有名ですが、仮想通貨ではまだ馴染みがありません。

仮想通貨は価格が上がったり下がったりという動きが激しいため長期的なステーキングという投資方法は向いていないのではと思われる方もいると思いますが、仮想通貨ステーキングでは一般的なステーキングとは意味合いが違ってきます。
今回は仮想通貨ステーキングについて出来るだけ分かりやすくご紹介していきたいと思います。

この記事を読んでわかること
・仮想通貨ステーキングのこと
・ステーキングプールのこと
・コールドステーキングのこと
・仮想通貨ステーキングのサービスを行なっている取引所
・仮想通貨ステーキングのリスク

要するに
  • 手数料や取り扱い仮想通貨数からみても、おすすめの仮想通貨取引所は、『BINANCE(バイナンス)』!
  • BINANCEへの登録後は、2段階認証の設定が必要!とても簡単で5分で完了!
  • 『BINANCE』でお得に取引したいなら、『バイナンスコイン 』を要チェック!
  • 初心者で初めての海外取引所は、『BitMEX』か『BIANNCE』がおすすめ!
  • BINANCEは、日本語に対応しておらずカスタマーサービスも全て英語での対応になる。

bitmex ホームページ

BINANCE(バイナンス)公式サイトはこちら

BINANCE公式サイト

仮想通貨ステーキングとは

仮想通貨ステーキングとは

仮想通貨ステーキングとは、仮想通貨を保有することで、その仮想通貨のブロックチェーンのセキュリティに貢献し、それの対価として報酬を得る仕組みのことです。

通常のステーキングでは、株券を保有していることで、投資家という立場で事業に貢献し、投資した企業の成長に応じた配当を得ることができます。

仮想通貨ステーキングでは、それが仮想通貨に置きかわり、投資の対象となるのも企業ではなく仮想通貨のサービスや仮想通貨を管理するブロックチェーンとなります。

これまで仮想通貨を資産として運用するには、長期保有かアービトラージ取引(金利差や価格差を利用して利益を得ようとする取引)、またはタイミングを見た売買が中心でしたが、仮想通貨ステーキングによって、通常の株券のように長期保有して資産を動かさなくても仮想通貨を増やすことができます。

この仮想通貨ステーキングは、海外の大手の仮想通貨取引所が次々とサービスを開始し、ひとつのトレンドにもなっています。

しかし、仮想通貨ステーキングは、PoS(Proof of Stake)のコンセンサスアルゴリズムを採用している通貨のみ行うことができます。

そのため、ビットコインや現時点でのイーサリアムのような、PoW(Proof of Work)を採用している通貨では仮想通貨ステーキングを行えません。

ステーキングの利益が出る仕組み

ステーキングの利益が出る仕組み

ステーキングとは資産を長期保有して、資産を運用しながら利益を出す仕組みです。

これは主に株など資産運用で利益を出す仕組みで、仮想通貨ではこれまでなかった投資方法です。

普通のステーキングでは会社の事業に貢献するのに対し、仮想通貨では仮想通貨を管理するブロックチェーンやサービスに投資して報酬を得ます。

先ほども述べたように仮想通貨は今まではステーキングでの投資方法はなく、主な仮想通貨の投資方法はチャートの動きを見て、値下がりした時に購入し、価格が高騰したタイミングで売却して利益を得るというのがメインでした。

なので、仮想通貨の新たな投資方法として仮想通貨ステーキングは投資家だけでなく、仮想通貨関連の会社や取引所も力を入れ始めています。

ステーキングの平均年利

ステーキングの平均年利

平均年利とは、投資の目標とする数値が年単位でどれだけの利回りを達成していたかを表す指標のことです。

ここでは、仮想通貨ステーキングの平均年利を国内取引所と海外取引所の両方を見ていきたいと思います。

国内取引所の平均年利

Coincheck(コインチェック)が取り扱っている仮想通貨Lisk(リスク)の年利は約0.5%です。

なので、仮想通貨ステーキングは低リスク・低リターンで資産運用ができます。

年利0.5%だと低いと感じる方もいると思いますが、既存の金融機関が提供する資産運用の年利は平均で約0.25%ぐらいなので、比較してみると仮想通貨ステーキングは利率が高い方であると言えます。

海外取引所の平均年利

海外の代表的な取引所であるBinance(バイナンス)は、ステーキングの利率を発表していないですが、Kraken(クラーケン)やCoinbase(コインベース)といった有名どころの取引所の利率は約6%となっています。

なので、海外の取引所も国内と同様にとても利率が高いと言えるでしょう。

また、海外の取引所、特にBinanceは扱っている仮想通貨が28種類以上もあるため国内と比べて、いろいろな仮想通貨に投資できるのも特徴です。

ステーキングの対象通貨

ステーキングの対象通貨

ステーキングはビットコインやイーサリアムなど有名な仮想通貨はまだ対象ではないため、ステーキングの対象の通貨がどれか分かりませんよね。

BINANCE(バイナンス)やBITFINEX(ビットフィネックス)など取引所で確認もできますが、Staking Rewardsというサイトからもステーキングできる仮想通貨を探すことができます。

Staking Rewardsでは、仮想通貨の価格とどれくらいの報酬(パーセント表示)がもらえるかなどの情報が確認することができます。

  • Tezos
  • ADA
  • Cosmos
  • Algorand
  • Decred
  • Waves
  • Polkadot
  • Elrond

ステーキングする際に仮想通貨を探すときの比較が簡単にできるためとてもおすすめです。

しかし、海外のサイトなのですべて英語表示になっているため、その点は注意が必要です。

ステーキングプールとは

ステーキングプールとは、ブロックチェーンを検証して利益を得る機会を増やすために、仮想通貨保有者のグループが資産を組み合わせたものです。

仮想通貨保有者たちは、各々のステーキング力を統合して、ステーキングプールへの貢献具合で報酬が分配されます。

ステーキングプールの設定とシステムを維持するのは、技術的にも金銭的にも難しいため、多くのステーキングプールプロバイダーは、ステーキングプール参加者に分配される報酬から高額な手数料を請求します。

また、健全な運営をするためにステーキングには必要とされる最低限のロック枚数が存在します。

コールドステーキングとは

コールドステーキングとは、ネットなどオンラインではないオフラインのウォレットにステーキングすることです。

コールドステーキングでのステーキングには、ハードウェアウォレットを使用する場合もありますが、外部ネットワークから隔離されたソフトウェアウォレットでの管理も可能です。

コールドステーキングのメリットは、オフラインなのでユーザーは安全に仮想通貨を保持しながらステーキングを行うことができます。

しかし、仮想通貨をコールドストレージから移動させると、報酬を受け取ることができなくなる時もあるようなのでその点は注意が必要です。

ステーキングサービスに参入している取引所

ステーキングサービスは仮想通貨の新たな投資方法として注目を浴びています。

そのため大手取引所でも次々とステーキングサービスを始めています。

ここではステーキングサービスに参入している代表的な取引所をいくつかご紹介します。

それぞれの取引所で違った特徴やメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

BINANCE

BINANCE(バイナンス)

BINANCE(バイナンス)のステーキングサービスの特徴は、ステーキングプールのように仮想通貨を管理することができることです。

BINANCEのステーキングサービスの1番のメリットは手数料が無料なところで、その他にもPoS通貨を保有することができるなど他の取引所ではないBINANCEならではのメリットもあります。

扱っている通貨はEOS、Tezos(XTZ)、Cosmos(ATOM)、TRON、NEO、Algorand(ALGO)、Vechain(VET)、Ontology(ONT)、Komodo(KMD)、TROY、Fetch.ai、QTUMなどさまざまです。

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BITFINEX

Bitfinex(ビットフィネックス)

BITFINEX(ビットフィネックス)のステーキングサービスの特徴は、PoS系の仮想通貨を持つユーザーに対して、年10%の金利報酬が付与されるところです。

BITFINEXでは主にEOS、V.Systems、Cosmos (ATOM)、Tezos (XTZ)を取り扱っており、今後ステーキング可能な仮想通貨をさらに追加していくそうです。

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Coincheck

Coincheck

Coincheck(コインチェック)のステーキングサービスの特徴は、一般的なステーキングサービスと違って仮想通貨ウォレットは使わずに独自の方法で投票を行います。

ちなみに日本の仮想通貨取引所でステーキングサービスを提供するのはCoincheck初めてです。

取り扱っている仮想通貨はLSK(リスク)という仮想通貨で、この仮想通貨を銀行にお金を預けて利子を得るように仮想通貨を貯めて利益を得るという新しいタイプのステーキング サービスです。

仮想通貨ステーキングのリスク

仮想通貨ステーキングのリスク

ここまで仮想通貨ステーキングのことについて書いてきましたが、仮想通貨はまだまだ発展途上な通貨であるためリスクが伴うのも事実です。

ここでいくつか仮想通貨ステーキングのリスクについてもご紹介します。

まずリスクとして挙げられるのは仮想通貨は価格変動がとても大きいということです。

仮想通貨は価格変動の差がとても大きいのが特徴で、ステーキングして大量に保有していても価格が激減して一向に上がらないこともあるためステーキングしていても意味がないこともあります。

また、仮想通貨を運営する側の事情で仮想通貨を引き出せない(ロックアップ)こともあるので、こういった点もステーキングをする際に注意が必要です。

そして、もう1つ挙げられるリスクとして仮想通貨ウォレットなど自分でステーキングするための設定が大変ということです。

BINANCE(バイナンス)のように取引所がステーキングに対応している仮想通貨は、比較的楽にステーキングができますが、対応していない仮想通貨をステーキングするのは自分でステーキングの設定をしなければいけません。

仮想通貨ウォレットなどダウンロードして、購入した仮想通貨を送金して、ステーキングの設定を行うという作業を行うのですが、設定方法などのマニュアルは大半は英語で書かれているため英語が苦手な人からするととても大変な作業です。

なので、そういったことも想定してステーキングを行いましょう。

ステーキングまとめ

この記事のまとめ
・仮想通貨ステーキングではブロックチェーンに投資して報酬をもらう
・仮想通貨ステーキングの対象となっている通貨はまだ限られている
・仮想通貨ステーキングをするならBINANCEが便利
・仮想通貨は価格変動が大きいためステーキングだと報酬は得づらいところもある
ここまで仮想通貨ステーキングについていろいろとご紹介してきました。
仮想通貨ステーキングはまだビットコインやイーサリアムなど有名な仮想通貨では出来ないですが、BINANCEなどの有名な取引所では仮想通貨ステーキングのサービスを始めているので今後はメジャーなものになっていくかと思います。