リップル(XRP,Ripple)はもう終わり?|今後の可能性や厳しい意見を徹底解説!

リップル 終わり

リップルという仮想通貨はご存知でしょうか?

ビットコイン、イーサリアムに続いて、時価総額3位の通貨です。仮想通貨=ビットコインという考えの方も多く、仮想通貨に関心の無い方はリップルのことを知らない人も多いかもしれませんが、仮想通貨に興味のある方でしたら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ところが、リップルはもう終わりではないかといった口コミも時おり見かけるようになりましたが、本当なのでしょうか?

そこで、この記事では、リップルについておさらいしつつ、リップルは本当に終わっている、将来性のない通貨なのかを解説します。

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リップル(XRP,Ripple)の基本情報をおさらい

リップル(XRP,Ripple)の基本情報をおさらい

リップルは、ビットコインと並んで非常に目にする機会の多い仮想通貨です。実際、リップルは、ビットコイン、イーサリアムと並んで、取引量では3強といえる状態です。
また、あまり仮想通貨に関心がない人でも、一般の金融ニュースでも度々取り上げられているため、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこでまず、リップルの基本情報をおさらいします。

リップル(XRP,Ripple)の基本情報

リップルは、「価値のインターネット(Internet of Value、IoV)」の実現を目的に開発された仮想通貨です。発行上限数は1,000億XRPと定められています。アメリカのRipple Labs Inc.社によって開発され、2012年に公開されました。開発自体は2004年から始まっており、歴史の長い仮想通貨といえます。

現在、国際送金は一般的に高コストで時間もかかりがちですが、リップルによってこれが低コスト化・高速化することが期待されています。

そのため、リップルの動向は非常に注目を集めています。

リップル(XRP,Ripple)が人気の理由

リップルが人気の理由は複数あげられます。

まず、リップルは決済手数料が非常に安いです。ビットコインでは一回のトランザクションあたりの手数料が100円ほどかかるのに対し、リップルでは約7円です。いかにリップルの決済手数料が安いかが分かります。

また、リップルは国際送金でも送金速度が非常に速いです。ビットコインでは通常10分ほどはかかる送金も、リップルでは数秒で送金を完了することができるのです。

このように、リップルは送金手段として非常に優秀なことから、金融機関を始めとした世界中の企業から注目・支援されています。こうした事情もリップルの将来性にとって好材料視されています。

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リップル(XRP,Ripple)はもう終わり?

リップル(XRP,Ripple)はもう終わり?

多くの長所を備え、未来も明るいと思われる中、上のツィートのように「リップルは終わり」といった声も聞こえます。

リップルの価格は、一時400円台にまで達しました。しかし、その後価格は下降の一途を辿り、上の口コミが現れた2019年11月はリップル価格が最安値を更新し続ける状況でした。そして、2020年現在は20円台にまで落ち込んでいます。

このように、市場価格からはリップルの現状が芳しくないようにも思えます。しかし、そのことはそのまま、「リップルの終わり」を意味するのでしょうか?

結論として、答えは「ノー」です。その詳細については、口コミなども交えながら次節以降で説明します。

リップル(XRP,Ripple)は終わり!という口コミ・評判まとめ

リップル(XRP,Ripple)は終わり!という口コミ・評判まとめ

すでにリップルを保有している人はもちろん、今後のリップルの動向に関心を寄せる人でしたら、本当に「リップルは終わり」なのか、とても気になるのではないでしょうか?

そんな中、リップルに対する生の声がどうなっているかは、ぜひ知っておきたいですよね。

そこで、ここからはリップルの良い口コミ・悪い口コミともに紹介します。

リップルの良い口コミ①

たしかに、仮想通貨は数あれど、何の役に立つのかピンとくる通貨は少ないですよね。テクノロジー的な謳い文句はすぐ目につきますが、この口コミにある通り、「何を実現する」のか見えてこないことが多いです。

その点、リップルは、決済手数料の低コスト化送金の高速化という、私たちの実生活でもすぐに実感できる特徴があります。リップルのこういった「分かりやすさ」は、その魅力の一つでしょう。

リップルの良い口コミ②

この口コミにあるように、仮想通貨の将来性を考えるにあたって時価総額は重要なポイントの一つです。リップルは、その時価総額が2020年2月現在で約100億ドルにものぼり、ビットコイン、イーサリアムにつき第3位につけています。

リップルは、目指しているものが分かりやすく、その実益も大きいです。時価総額の大きさもあわせて考えれば、たしかにリップルは十分「あり」な仮想通貨といえるでしょう。

リップルの良い口コミ③

私たちが遠い外国の企業の将来性を自力で判断することは大変難しいことです。その点、有力な企業・銀行は、企業の事業内容を徹底的に調査できるだけの財力も能力もあります。そうした企業・銀行は、この口コミにある通り「少なからず将来性がある」企業でなければ堅い財布の紐は緩めません

名だたる企業・銀行がリップル社の事業に投資していることは、リップルを判断するにあたって大きな安心材料の一つですよね。

リップルの良い口コミ④

ステラ(XLM,Stellar)は、リップル創設者の一人が開発に携わった仮想通貨の一つです。そのため、この口コミにある通り、ステラはリップルをベースに開発された通貨で、基本的な仕組みが共通しています。

ステラの時価総額は2020年2月現在で約14億ドルで第11位につけている上、法人向けのリップル、個人向けのステラといった棲み分けがなされています。このようなステラがリップルと並んで支持されていることは、リップルにとっても好材料といえるでしょう。

リップルの悪い口コミ①

たしかに、このツィート主の考えるように、好材料を餌に、個人投資家にリップルの価格を釣り上げさせたところで、賛同企業が裏で売り抜けてきた可能性がないとは言い切れません

ですが、リップルが目指すところはそもそも決済・送金手段たることです。そのためには価値が安定的であることが重要です。その点リップルは、他通貨と比べボラティリティが小さいです。

相場の真相は藪の中ですが、リップルの場合、価格の下落は決定的な悪材料とは言えないでしょう。

リップルの悪い口コミ②

この口コミも、基本的にリップルを投機対象と捉えてのものです。仮想通貨をどういった目的で取引するかはもちろん個々人の自由です。

とはいえ、リップルが目指すのは投機対象ではなく決済・送金手段たることです。リップルが100円を上回っていたのは、2017年12月中旬から2018年3月初旬で3ヶ月にも満たないです。

投機対象として乱高下するよりも、値動きの落ち着いた現在の状態の方が、リップルの目標からは望ましいのかもしれません。

リップル(XRP,Ripple)が終わりと言われる理由3つ

リップル(XRP,Ripple)が終わりと言われる理由3つ

前節ではリップルの口コミを紹介しました。リップルに対して悪い口コミもありましたね。紹介した口コミ以外にも、リップルには将来性がない、リップルは終わりだといった意見も見当たります。

そこで、ここではリップルが終わりと言われる理由を3つ解説します。

国際決済市場においてリップルを定着させるのが難しい

国際決済で利用されるためには価値の安定していることが必要です。仮想通貨であるリップルは、他通貨より安定的とはいえ投機的に価格が乱高下させられる可能性があります。また、国際送金市場は長らくSWIFTが独占してきましたが、そのSWIFTがgpiという新システムを開発し、最速数十秒で送金が完了できるようになりました。SWIFTは長年国際送金市場を独占してきましたので、リップルよりも遥かに普及しています。

もっとも、SWIFT gpiであっても、国際送金の高コストは現状解決できていません。そのため、今後、リップルの貨幣価値が安定してくれば、その低コストを武器に交際送金市場に定着できる可能性は十分にあるでしょう。

中央集権の仮想通貨である

リップルは、リップル社単独で発行されることから、中央集権の仮想通貨と評されています。

リップル社一社が管理しますので、リップル社一社によってリップルの価格が振り回されないかという懸念があります。

もっとも、リップル社もこうした懸念は把握しており、リップルの管理には第三者機関を招き入れ、管理に占める同社のシェアは50%を割り込みました。今後さらに分散化を進めていくとしています。

投機性でみるとビットコイン一強

時価総額では第3位のリップルですが、取引量ではビットコインが圧倒的で、リップルは10位以内に入るかどうかといった水準です。

取引量が少ないと、値動きが乏しく(ボラティリティの問題)注文通りの価格で取引が成立しづらくなります(流動性の問題)。投機対象としてボラティリティと流動性は非常に重要で、取引量で群を抜くビットコインは、投機性ではリップルを圧倒すると言わざるを得ません。

もっとも、リップルは決済手段・送金手段たることを目指しています。投機性の低さが直ちにリップルの欠点とは言い切れないです。

リップル(XRP,Ripple)は終わりではないと言われる理由3つ

リップル(XRP,Ripple)は終わりではないと言われる理由3つ

紹介したリップルの口コミには、悪い口コミもありましたが良い口コミもありましたよね。紹介した口コミ以外にも、リップルの将来性に期待する意見や、リップルは終わりではないといった意見も見当たります。

ここでは、リップルは終わりではないと言われる理由3つを解説します。

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リップルコミュニティが形成されている

リップルは、リップル支持者により各種コミュニティが形成されています。リップルのニュースが出たときも、参加者同士で意見交換して、見解の深まることが多いです。

リップルコミュニティは世界中で形成されており、その一つであるXRPコミュニティからはXRPコミュニティ基金財団が設立されるに至っています。同財団は、リップル保有者は誰でも財団のWebサイトに投稿して発議できるとしています。

こうしたクリーンなコミュニティの存在は、リップルの健全な発展を期待させます。

すでに多くの大企業がリップルに賛同している

すでにお伝えしていますが、リップルにはすでに多くの大企業が出資・提携しています。

決済手数料の低コスト化送金速度の高速化といった大きなメリットを有しているため、リップルは世界中の名だたる企業によって支援されています。そうした企業の中には、日本のSBIホールディングスや三菱UFJグループをはじめ、American ExpressやGoogle、さらにはイギリスの中央銀行であるイングランド銀行にまで至る錚々たる顔ぶれです。

こうした事情もリップルの将来性にとって好材料といえます。

アルトコインの中でもリップルの実用に向けた期待は大きい

アルトコインは数あまたですが、リップルほどその実益、ヴィジョンのはっきりしたものはありません

たとえば、イーサリアムは非常に人気のアルトコインです。ただ、分散型プラットフォーム、スマートコントラクトという「仕組み」の素晴らしさは分かるのですが、それで何ができるかといった実益、ヴィジョンがリップルほど明確ではないように思えます。

リップルはその分かりやすさからすでに賛同企業が多数集まっており、アルトコインの中でも実用に向けた期待が一際大きくなっています

リップル(XRP,Ripple)の今後の価格予想

リップル(XRP,Ripple)の今後の価格予想

リップルは決済手段・送金手段たることを目標としており、投機的な通貨とは少し性格が異なることをお伝えしました。

とはいえ、すでにリップルを保有している人には今後の価格がどうなるかは気にかかる部分ですよね。また、リップルの実用化に関心をもつ人でしたら、価格が安定的に推移するかは注目するポイントですよね。

そこで、リップルの価格の歩みと今後の価格についてお話します。

2017年のリップルの高騰

2017年は、いわゆる仮想通貨バブルの起こった年でした。ビットコインをはじめ、多数の仮想通貨が高騰しました。

リップルも例外ではなく、2017年12月には、内外為替一元化コンソーシアムやロックアップ発表も重なって、一時400円超の上場来高値を付けました。ちなみに、現在に至るまでこのときの価格を超えることはありませんでした。

2018年のリップルの価格下落

2017年末の価格は、高騰前価格の20倍弱にも上り、バブル以外の何物でもありませんでした。2018年に入ると、Coincheckのハッキング事件など複数のハッキング事件が起こり仮想通貨市場全体の暴落が起こります。

このときもリップルは例外ではなく、2018年に入ってからリップルの価格も暴落し、最安値では30円を割り込みました。最終的に2018年のリップルの価格は30円台に落ち着きました。

2020年以降のリップルの価格

2020年は、2月に年初来高値で30円台後半をつけてからは下降を続け、3月には年初来安値で12円ほどにまで落ち込みました。その後は緩やかに上昇を続け、4月現在は20円台に回復しています。

もともと、ボラティリティが小さく短期的に大きな利益を狙うアルトコインとは言えませんので、長期的な展望をもって、短期間の価格の上下に動じないことが必要でしょう。

【まとめ】リップル(XRP,Ripple)は全然終わりじゃない!

リップルが終わっているという意見もありましたが、それは主に、リップルを投機対象として捉えていることが原因です。
リップルは実用化するに足る多数のメリットを備えた仮想通貨です。リップルを取引するのでしたら、リップルの決済手段・送金手段としての特長に目を向けて、長期的な視点で取引しましょう。
目先の上下に惑わされなければ、リップルはまだまだ終わっていない通貨ですよ。

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