仮想通貨のビッグイベントでもある半減期。
半減期前後には仮想通貨の価格が変動することが多いため、採掘者(マイナー)の間では非常に注目が集まります。
2017年8月にビットコイン(BCH)からハードフォーク(分岐)したビットコインキャッシュ(BCH)が2020年4月8日に初めてその時をむかえました。
その後もビットコインキャッシュ(BCH)の半減期を皮切りにビットコインSV、(BSV)、ビットコイン(BTC)と半減期がつづく予定になっています。
ビットコインキャッシュ(BCH)が半減期をむかえることでどのような変化が起こり、他の仮想通貨に与える影響についても解説していきます。
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ビットコインキャッシュ(BCH)の半減期とは
採掘(マイニング)にともなう採掘者(マイナー)への報酬を半分にすることです。
ビットコインキャッシュ(BCH)をはじめとした仮想通貨には、ブロックチェーンという技術が使われています。このブロックには誰がいくら、誰と取引したのかという情報が暗号化されて記録されており、このブロックを生成した報酬としてビットコインキャッシュ(BCH)が受取れるという仕組みになっています。
多くのマイナーが仮想通貨を採掘しているため、当然継続していけば大量の仮想通貨が流通することになります。
現実の通貨も同様ですが、市場に必要以上の通貨が流通すれば通貨の価値が下がりインフレになります。通貨の場合は国の中央銀行が存在し、金利を上げるなどで通貨の流通をコントロールします。しかし、仮想通貨は中央銀行というものが存在しないため、ある程度仮想通貨が流通をすると、発行量を抑制する仕組みを作っておく必要があります。
半減期があるのは通貨の流通を自動的にコントロールするためなのです。
ビットコインキャッシュ(BCH)歴史と半減期
半減期は全ての仮想通貨にあるものではありません。ビットコインキャッシュ(BCH)の期限は読んで字のごとくですが、ビットコイン(BTC)と非常に深い関係があります。
ビットコインキャッシュ(BCH)誕生の歴史もふまえて半減期について解説していきます。
ビットコインからのハードフォーク
ビットコインキャッシュはビットコイン(BTC)からハードフォーク(分岐)されてできた仮想通貨です。仮想通貨には前述したとおり、ブロックに取引の情報を暗号化されて記録します。
当時のビットコイン(BTC)はブロック1つの記録容量が1MBとされていました。しかしブロックの取引量が大きくなるとブロックに記録する容量がオーバーし、処理が遅い、送金に時間がかかるなど大きな問題を抱えていました。これをスケーラビリティ問題といいますが、ビットコインキャッシュ(BCH)はこのビットコイン(BTC)の問題を解決するためにハードフォーク(分岐)されました。
ビットコインキャッシュ(BCH)はブロックの記録容量を8MBまで拡張しているため、処理速度が速くなり、送金時間も短縮され、手数料の低下にもつながりました。
その後はさらにブロックの記録容量を32MBまで拡張し、さらに利便性が高まりました。
2020年4月8日の半減期
ビットコインキャッシュ(BCH)は2020年4月8日に半減期をむかえました。ビットコイン(BTC)にも半減期があるため、そこから派生したビットコインキャッシュ(BCH)にも半減期があり、ビットコイン(BTC)よりも早く到来しました。
ビットコインキャッシュ(BCH)もビットコイン(BTC)も10分に1度ブロックを生成するように、プログラミングされています。そのブロックの平均生成時間が異なるためにこのような半減期のズレが生じます。どちらもブロックが21万生成されると半減期をむかえる使用になっており、ビットコインは(BTC)は3回目。2017年8月に生まれたビットコインキャッシュ(BCH)は今回がはじめての半減期となります。
ビットコインキャッシュ(BCH)の半減期の特徴
ビットコインキャッシュ(BCH)の半減期に発生する変化として以下の3点があげられます。
①マイニング報酬の変化
②通貨の希少性の高まり
③ハッシュレートが下がる可能性
それぞれの特徴についてなぜこのような変化が起こるのかについて詳しく解説してきます。
マイニング報酬の変化
ビットコインキャッシュ(BCH)の報酬は半減期によって12.5ビットコインキャッシュ(BCH)から6.25ビットコインキャッシュ(BCH)になりました。
仮想通貨全体の仕組みとして、ブロックチェーンという技術が使われています。ブロックチェーン形成のためには、膨大なコンピューターによる計算が必要になります。なおかつこのブロックチェーン形成に参加している採掘者(マイナー)は、これらを有志で行っています。
膨大な作業や設備をともなう作業を有志でおこなってブロックを形成した。報酬はそのブロック形成の報酬なのです。
そのため、報酬額が下がるということは膨大な設備投資をするにもかかわらず得られる利益は少なくなるということにつながっていきます。
通貨の希少性が高くなる
半減期を迎えると仮想通貨は一般的に採掘者(マイナー)の報酬が減少し、利益が減少します。
採掘者(マイナー)は利益が低下すれば採掘意欲が減退します。採掘意欲が高まれば、市場に大量の仮想通貨が流通しなくなるため、通貨の希少性が高まり、通貨の価格が上昇していくと考えるのが一般的です。
半減期が起こるのは21万のブロックが形成される時、と極めて明確です。そのため半減期を控えた仮想通貨には希少性が高まることにつながるため、従来は買いが殺到して半減期の直前あたりから価格が高騰するということが起こっていました。しかし、今回のビットコインキャッシュ(BCH)に関してはその動きは限定的とされています。
ハッシュレートが下がる可能性も
採掘(マイニング)にはコンピュータを稼働させるために、膨大なコストがかかります。そのため、仮想通貨の価格が上昇すれば採掘者(マイナー)は性能のよい処理速度の高い設備を導入するためハッシュレートは大きくなります。
逆に仮想通貨の価格が下落すれば、例えばビットコインキャッシュ(BCH)の価格が下落すれば、他の通貨の採掘(マイニング)に流れてしまうことからハッシュレートは小さくなります。
ハッシュレートと仮想通貨の価格には相関関係があり、ビットコインキャッシュ(BCH)の半減期により、価格が下落をすればハッシュレートの低下にもつながっていきます。
ビットコインキャッシュ(BCH)半減期後の価格は?
ビットコインキャッシュ(BCH)半減期前後の価格の動き(BCH/JPY)を見ていくと、株式相場の下落の影響を受け、2月中旬から3月中旬にかけて大暴落をしていました。18,000円を少し下回るところから半減期を前に徐々に価格は上昇。
半減期をむかえた4月8日に29,506円をつけてそこから下落。半減期によって報酬が下がり、利益の出なくなった一部のマイナーが半減期が約1カ月遅れで訪れるビットコイン(BTC)に一時的に流れている。またはその他の仮想通貨に流れていることが考えられます。
その後2020年5月18日までは24,000円半ば~28,000円半ばを上下する動きが以降は継続しています。
ビットコインキャッシュ(BCH)が購入できる取引所
ビットコインキャッシュ(BCH)は国内だけではなく海外の取引所でも購入することは可能です。海外の取引所では、圧倒的に取り扱っている通貨の数が多かったり、取引方法にバリエーションを持たせているところなど特徴的なものがあります。
ここでは代表して3つのビットコインキャッシュ(BCH)を扱っている取引所をご紹介します。
BINANCE
中国の取引所で、日本ではあまりなじみがありませんが世界最大の仮想通貨取引量を誇る取引所です。取引通貨の種類も約170種類にものぼり、日本にある取引所とは比較にならない数を扱っています。新しい通貨の取り扱いも、引き続き積極的に行っており、仮想通貨がハードフォーク(分岐)した時は分裂後の通貨を入することができます。
2017年11月にビットコインダイヤモンドが登場した際に、ビットコイン(BTC)を保有している人全員に1BCTあたり10BCD(約10万円)の配布を行いました。新しい通貨に非常に積極的な姿勢がうかがえるエピソードです。
2017年に誕生し、当初は香港を本拠地としていましたが、現在ではマルタ島にその拠点を移しています。
ただし日本語に対応していないので注意が必要です。
おすすめの理由
・世界最大の取引所なので安心
・maker,takerともの手数料が1%と非常に安く、さらにBNB(バイナンスコイン)で支払うと手数料の割引があります
・取り扱い通貨が豊富なため、希少な通貨を取り扱いニーズにも対応しています
・本人確認が不要ですぐに口座を開始して取引を開始することができます
OKEx
BINANCE同様、中国の取引所でOKExも取り扱い通貨の数は100種類以上あります。
OKExも簡単に口座開設をすることも簡単です。
取引方法についても、トークン取引、C2C取引、先物取引、インデックス取引などバリエーションのある仮想通貨の取引が可能。
また「OKB」というオリジナルトークンを発行しており、OKBを使って取引を行うことで取引量によっては手数料を割引する仕組みになっています。
OKExは24時間の取引量が多く流動性が高いため、急な価格の変動にも対処することが可能です。
マイナー通貨で流動性が無い通貨を扱う際には、取引所の流動性は非常に大切なポイントになります。
BINANCE同様、日本語対応していません。
BITTREX
2014年にアメリカで設立された取引所で、取り扱っている仮想通貨の数が200種類を優に超え、圧倒的な数を誇り、いまだに新しい通貨が追加され続けています。1日の取引量も多く、流動性のある取引所であると言えます。
アルトコインを取引所で板取引で売買することが可能で通常販売所形式でしか購入できない取引所よりも安い手数料でアルトコインが手に入ること。ICOコインの新規上場を積極的に行っており、ICOで公開されたばかりの通貨を安値のうちに購入しておくことができるなどの特徴があります。
セキュリティ面も安心な3段階認証システムを採用しており、安全に取引をすることが可能。日本語対応はしていません。
ビットコインキャッシュ(BCH)の半減期についての意見
半減期過ぎたから、マイニング収益減少からbtcのハッシュレートがbchとかbsvに流れるんじゃないかと思って見ててまあそれはその通りだったんだけど価格がついてこないな
— くまいろ (@kumairoiro) May 15, 2020
ビットコイン(BTC)も5月11日に半減期を迎えました。先に半減期をむかえたビットコインキャッシュ(BCH)とビットコインSV(BSV)はハッシュレートは、約一カ月後に一度ビットコイン(BTC)に流れたと考えられます。
ビットコイン(BTC)の半減期が近付くにつれて、ハッシュレートがビットコインキャッシュ(BCH)、ビットコインSV(BSV)逆戻りするという動きがありましたね。
しかしビットコイン(BTC)を含めた主要な仮想通貨の流通量が増加してきたために、大きな値動きがなくなってきたと思われます。かつてのような大きな値動きがなければ、マイニング関連の支出を増やしても採算が合わず設備投資をせずに利益確定をするマイナーもいるため、かつてほど半減期にともなう上昇は見込みにくくなっています。
ちょっとスケベな感じで、半減期直後にBCH(ハッシュレート移行とHF期待)を買ってみた。もう少し持ってみて何も起こらなければ、BTCに戻す。
— こいんびと (@coinbito) May 12, 2020
ビットコイン(BTC)の半減期にともなって、ビットコインキャッシュ(BCH)にハッシュレートが移行すると予測されています。確かにその通りにはなりましたね。ハッシュレート移行に伴うビットコインキャッシュ(BCH)の価格上昇はあまり起こりませんでした。ただ、もう一つのイベントであるハードフォーク(HF(分岐))が待っています。
ハードフォークも価格上昇要因なので、しばらくは様子をみてみるのもよさそうです。
【まとめ】ビットコインキャッシュ(BCH)の半減期後の価格に注目!
ビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォーク(分岐)後初めての半減期をむかえました。
従来の仮想通貨で「億り人」というような、価格が急騰するようなことは少なくなってきました。しかし依然として半減期前に価格は上昇はしています。一旦はハッシュレートは他に流れてさがってしまいましたが、ビットコイン(BTC)の半減期の前に上昇の動きを見せるなど、上昇するサインは現れています。
新型コロナウィルスの影響で抑制されていた投資意欲も高まっている傾向にあるため、ビットコインキャッシュ(BCH)半減期後の価格には注目していきましょう。
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